ポンペオ米国務長官がCNBCニュースのインタビューで30日(現地時間)、朝鮮の金正恩国務委員長が経済改革に積極的に取り組んでいるとの認識を示した。
ポンペオ氏は「彼は経済に根本的な変化を導入することに関心があるのか」という質問に対し「そうだ」と応じ、「私たちは朝鮮のより明るい未来について語ってきた。 外国民間資本の流入を可能にすることの重要性を述べてきた」「朝鮮が開放的で法治ベースであれば投資したいと思うアメリカ人は多く、アメリカの資本だけでなく、日本と韓国、中国も朝鮮の経済的チャンスの一部を手にすることを願っている」と答えた。
ポンペオ氏は「我々は、あなたの国の非核化に成功すれば、朝鮮の住民により明るい未来があるだろうと金国務委員長に言ってきた。 我々は、彼がこの点を理解し、また、そうなるだろうと確信している。 本当に、彼は国民のために、経済的により良い時代を開こうと努力してきた」と語った。
また、「金国務委員長に市場要素に対する信頼はあるのか」という質問に対し「我々は経済を成長させるにはどうすべきかについて話してきた」「私有財産制度と外国人直接投資を導入するのが、住民の経済向上を加速するための最も速い道だと伝えてきた」とも述べた。
一方、ポンペオ長官は8月3〜4日シンガポールを訪問し、ASEAN(東南アジア諸国連合)関連外相会議に出席する。 ARF(ASEAN地域フォーラム)には、朝鮮のリ・ヨンホ外相の参加が予定されている。 朝鮮側が、朝米首脳会談で合意した米軍遺骨送還と衛星試験場解体を実施しているだけに、朝鮮戦争終戦宣言に関する後続会話と、それにアメリカ側の行動が伴うかが注視されるところだ。
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