南北将官級軍事会談が7月月31日、板門店南側地域の「平和の家」で行われた。
会談では、朝鮮半島での軍事的緊張の緩和と戦争の危険解消のために提起される懸案が真摯に論議され、今後も必要な問題を引き続き協議、解決していくことにした。
会談では、①板門店の共同警備区域(JSA)の非武装化、②非武装地帯(DMZ)での朝鮮戦争戦死者の遺骨の共同発掘、③DMZ内にある見張り所(GP)からの兵力と装備の撤収などについて協議した模様。
会談で北側首席代表は「見解が一致した問題もある。南側の考えを十分知り、我々の考えも南側に十分伝えた。そのような意味では今日の会談が非常に生産的で、実際に北と南に喜びを与える会談だと思う」と見解を述べた。
南側主席代表は「どの議題も非常に重要で、南北間の軍事的緊張緩和と信頼構築に向けた実質的な措置として適用できるもので、真摯(しんし)かつ虚心坦懐(たんかい)に対話した。討議を行い、立場を伝えた内容についてさらに研究し合理的な履行策を講じれば、朝鮮半島の恒久的な平和定着において南北の軍事当局が中核的な役割を果たすことになるだろう」と語った。
南側は、9月12~14日にソウルで開催される予定の国際会議「ソウル安保対話」への代表団派遣を要請する招待状を北側に渡した。
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