アメリカの「38ノース」が31日編集陣の名義で、朝鮮の西海衛星発射場解体措置について記事を掲載、解体が「ショー」に過ぎず「数カ月あれば回復して再利用することができるという」西側「専門家」の批判を正面反論、「正しい方向に向けた重要なステップ」と重ねて強調した。
「38ノース」は、朝鮮が発射場の開発に「10年にわたり、数億ドルとはいかなくても数千万ドルは費やした」と指摘、このような大切な施設を解体していると強調した。 また、発射場のエンジン試験台の解体速度を見ると、「北朝鮮が再び建設するために、既存部品を損傷しないように保存してはいないようだ」と指摘した。
「38ノース」は、特に西海衛星発射場の中核施設が完全に解体された場合、北朝鮮が平和的宇宙開発用という名目でロケット試験を行うことができる「穴(loophole)」を自らなくす事になり、その意味は小さくないと評価した。
また、朝鮮が実際に宇宙発射プログラムに真剣だったことに言及、過去にも米国と交渉する過程で、宇宙発射プログラムを放棄する代わりにロシアに衛星打ち上げを依頼する方案を議論したと伝えた。 しかし、ブッシュ政権とオバマ政権時代、朝米合意が失敗し、朝鮮の宇宙発射や長距離ミサイルプログラムは急進展を見せることになったと指摘した。
「38ノース」は、朝鮮の西海発射場廃棄は、宇宙発射プログラムを放棄するという意味か、少なくとも2000年代のように衛星打ち上げを他国に依頼する方法を考慮するという意味で捉えられるとして「どちらにしても、これは正しい方向に向けた重要なステップだ」と強調した。
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