「米国は約束の履行が必要」 ガルーチ元特使が指摘

ロバート・ガルーチ元米国務省北朝鮮核問題担当大使が31日(現地時間)、「マスメディアの報道の言うようにトランプ大統領が終戦宣言を約束したのであれば、これを履行する必要があり朝鮮戦争は事実上終わってから既に数十年が経っている」と語った。 アメリカの「VOA」が伝えた。

ガルーチ氏は「終戦宣言は関係正常化などの複雑な手続きが必要な平和協定とは違う」「非核化手続きに含まれるのであればなお良いが、これとは別個でも十分に進行できる事」と述べた。

また、「終戦宣言が採択されれば、駐韓米軍の法的正当性に対する憂慮があると言うことを知っているが、これは問題にはならないはずだ」と見立てた。

ガルーチ氏は1994年10月の朝米ジュネーブ合意時のアメリカ側代表で、当時は国務次官補。

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元記者。 過去に平壌特派員として駐在した経験あり。 当時、KEDOの軽水炉建設着工式で、「星条旗よ永遠なれ」をBGMとして意図的に流しながら薄ら笑いを浮かべていた韓国側スタッフに対し、一人怒りを覚えた事も。 朝鮮半島、アジア、世界に平和な未来が訪れんことを願う、朝鮮半島ウォッチャー。 現在も定期的に平壌を訪問している。