朝鮮の金正恩国務委員長は5日、韓国の文在寅大統領の特使として訪朝した鄭義溶青瓦台国家安保室長と接見した席上で、「トランプ大統領の1期目任期内に、朝米の70年に及ぶ敵対の歴史を清算して関係を改善しながら、非核化を実現できると良い」との意向を示した。
金委員長はまた、「大統領に対する信頼は変わりない」と強調、「最近の朝米交渉にやや難しさがあるものの、そうした時こそトランプ大統領に対する信頼は引き続き維持される」「参謀はもちろん、誰に対しても、トランプ大統領に関する否定的な話を一度もしたことがない」とも語った。
これは、政権内外の反対勢力・強硬派の猛烈な巻き返しに遭い苦境に立たされているトランプ大統領に、反撃のきっかけを与えてくれる強力な援護射撃だといえる。
コメントを残す