欧州、対朝鮮投資に前向き、緊張緩和に期待

高麗ジャーナル

欧州で朝鮮への投資に対する関心が高まっている。

「RFA(自由アジア放送)」は5日、オランダの投資諮問会社GPIコンサルタント代表らが、17日から欧州記者団を率いて訪朝、朝鮮投資の可能性など、朝鮮の経済と政治状況を見て回る予定だと報じた。

代表は「欧州記者団が、計画通りに17日から25日まで朝鮮を訪問する。 特に去年夏から朝鮮への投資の関心が増えており、今年は初冬にも1回、記者団訪朝を計画するつもりだ」と述べた。

代表によると、朝鮮半島の緊張が緩和されるという期待感の中で、今年の夏から欧州の経済専門記者団の訪朝に対する問い合わせが増えているとのこと。

今回の訪朝には、イギリス、ベルギー、ドイツ、フランス、ロシア出身の経済専門記者らが訪朝団への参加を申請、朝鮮の農場、生産設備、科学技術分野など業界全体を見て回らせる予定だという。

代表は「欧州人が投資することができる分野として、朝鮮の農業、ソフトウェア開発や映像漫画制作はもちろん、ホテルやお店などの商業ビルへの投資と観光産業を挙げることができる」とした。

代表はただ、「現在の対朝鮮制裁のために欧州人の投資誘致が簡単ではない」とも付け加えた。

朝鮮への不当な経済制裁が早く解除されることを願う。

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元記者。 過去に平壌特派員として駐在した経験あり。 当時、KEDOの軽水炉建設着工式で、「星条旗よ永遠なれ」をBGMとして意図的に流しながら薄ら笑いを浮かべていた韓国側スタッフに対し、一人怒りを覚えた事も。 朝鮮半島、アジア、世界に平和な未来が訪れんことを願う、朝鮮半島ウォッチャー。 現在も定期的に平壌を訪問している。