南北関係日誌(2018年~)

2018 1月1日 金正恩委員長、新年の辞で「平昌冬季オリンピックは民族の威象を示す良い契機であり、大会が成功裏に開催されることを真に願う」「このような見地から我々は代表団派遣を含む必要な措置をとる用意があり、このために北南当局が早急に会うことも出来るであろう、一つの血統を分けた同胞として同族の慶事を共に喜び手助けするのは当然のこと」と提案
1月2日 文在寅大統領、国務会議で金委員長の新年の辞での提案に対し積極的な支持意思を表明、当該部門に実質的な対策を講じるよう指示
1月3日 南北間の板門店連絡ルート開通
1月9日 南北高位級会談(板門店)、北側、平昌冬季オリンピックに高位級代表団と共に、民族オリンピック委員会代表団、選手団、応援団、芸術団、テコンドー師範団、記者団の派遣を発表
1月15日 南北実務会議(板門店)、北側現地視察代表団の派遣、板門店連絡ルートを通じて文書交換方式で引き続き協議する旨合意
1月17日 南北実務会談(板門店)、南北選手団合同入場と女子アイスホッケー南北合同チーム結成を合意
1月21日 三池淵管弦楽団玄松月団長を団長とする北側現地視察代表団が訪問
2月8日 三池淵管弦楽団公演開催(江陵)
2月9日 北側高位級代表団が訪南、金永南最高人民会議常任委員会委員長と文在寅大統領が会合(ソウル)、平昌冬季オリンピック開幕(25日まで)、南北選手団合同入場
2月10日 北側高位級代表団が青瓦台を訪問、文在寅大統領と会談、朝鮮労働党中央委員会の金与正第1副部長、金正恩委員長が文大統領に送る親書を丁重に伝達し、金委員長の意図を口頭で伝達
2月11日 三池淵管弦楽団公演開催(ソウル)、北側高位級代表団と文大統領らが観覧
2月24日 北側応援団最終公演(原州)
2月25日 平昌冬季オリンピック閉幕
2月27日 第12回冬季パラリンピック参加の為の南北実務会談(板門店)
3月5日 金正恩委員長、平壌を訪問した文在寅大統領の特使代表団と会見、特使である鄭義溶国家安保室長が文在寅大統領の親書を金委員長に伝達
3月20日 南の芸術団による平壌公演についての南北実務者協議(板門店)、南から芸術団約160人が31日から4月3日まで訪北し、2回の公演を行うことで合意
3月29日 南北高位級会談(板門店)、4月27日板門店南側施設で南北首脳会談を開催することに合意
3月31日 南側芸術団、テコンドー師範団が訪北
4月1日 南側芸術団による「南北平和協力祈願南側芸術団平壌公演『春が来る』」、東平壌大劇場で開催、金正恩委員長、李雪主夫人とともに公演を観覧、南側テコンドー師範団、テコンドー殿堂で単独演武
4月2日 南北テコンドー合同演武、平壌大劇場で開催
4月3日 南北アーティスト合同公演「我らは一つ」が柳京鄭周永体育館で開催
4月4日~首脳会談の儀典、警護、報道部門の実務会談(板門店)
4月20日 南北ホットライン開通
4月27日 南北首脳会談
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元記者。 過去に平壌特派員として駐在した経験あり。 当時、KEDOの軽水炉建設着工式で、「星条旗よ永遠なれ」をBGMとして意図的に流しながら薄ら笑いを浮かべていた韓国側スタッフに対し、一人怒りを覚えた事も。 朝鮮半島、アジア、世界に平和な未来が訪れんことを願う、朝鮮半島ウォッチャー。 現在も定期的に平壌を訪問している。