日帰り朝鮮ツアー、中国で人気を博す

中国で日帰り朝鮮ツアーが売れている。

吉林省琿春など国境地域を中心に日帰り朝鮮ツアー商品が多く販売されている。 韓国の聯合ニュースが16日報じた。

それによると、5人家族基準で朝鮮産ワタリガニやエビなどを食べ、お酒を楽しんで料金は300元(約4900円)程度。 観光の基本費用は1人当たり100元程度で、一日に最大約500人が参加できるという。

関係者は「中国では海産物の人気が高く、朝鮮産は新鮮という話が広まっている」として、「UNの制裁の中でも朝鮮産海産物を楽しむ観光などに中国人が集まることは当然」と語った。

また、平壌観光も需要が多く、7月以降、丹東と平壌を結ぶ列車のチケットは入手が難しく、現在は一日1000~2000人の中国人客が平壌内に滞在しているとみられる。

朝鮮は13日から平壌と大連を結ぶ定期便を12年ぶりに週2回(木・日曜日)の運航で再開しており、中国からの観光客は今後一層増えるものと思われる。

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元記者。 過去に平壌特派員として駐在した経験あり。 当時、KEDOの軽水炉建設着工式で、「星条旗よ永遠なれ」をBGMとして意図的に流しながら薄ら笑いを浮かべていた韓国側スタッフに対し、一人怒りを覚えた事も。 朝鮮半島、アジア、世界に平和な未来が訪れんことを願う、朝鮮半島ウォッチャー。 現在も定期的に平壌を訪問している。