「国際社会が朝鮮の努力に応える番だ」 文在寅大統領UN演説

韓国の文在寅大統領が26日午後(現地時間)、ニューヨークのUN総会で演説し、「国際社会が朝鮮の新たな選択と努力に答える番だ」と述べ、朝鮮半島和平への支持と協力を求めた。

文大統領はこの日の一般討論演説で、朝鮮が平和を選択すべきという我々の願いに応えたと指摘、「金正恩国務委員長の非核化に向けた決断を正しいと認め、朝鮮が恒久的で堅固な平和への道を進み続けられるよう導くべき」と強調した。

文大統領は、金委員長が「新年の辞」で朝鮮半島情勢の方向を変えたとし、「金委員長と私は、戦争の影を払拭し、平和と繁栄の時代を誓い、朝米首脳会談では朝鮮半島の完全な非核化と敵対関係の清算、恒久的な平和体制の構築に努力することで合意した。 朝米の首脳は、平和を願う世界の人々に感動と希望を与えた」と語った。

文大統領は「朝鮮半島では休戦状態が65年続いており、戦争の終息は、非常に切実かつ平和体制の構築に欠かせないプロセスだ」「関連国の間で非核化に向けた果敢な措置が取られ、終戦宣言につながることを期待する」と述べた。 また、朝鮮半島の完全な非核化と恒久的な平和に向けたUNの支持と協力を呼び掛け、「朝鮮が国際社会の一員として共に歩めるよう誠意を尽くす」と協調した。

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元記者。 過去に平壌特派員として駐在した経験あり。 当時、KEDOの軽水炉建設着工式で、「星条旗よ永遠なれ」をBGMとして意図的に流しながら薄ら笑いを浮かべていた韓国側スタッフに対し、一人怒りを覚えた事も。 朝鮮半島、アジア、世界に平和な未来が訪れんことを願う、朝鮮半島ウォッチャー。 現在も定期的に平壌を訪問している。