南北が、2007年10月4日に首脳会談で合意した南北首脳宣言(10.4宣言)の記念式を、平壌で開催する方向で協議に入っている。 韓国の聯合ニュースが27日報じた。
南北の首脳は18~20日に平壌で会談し、19日に署名した「9月平壌共同宣言」に「南と北は10.4宣言11周年を意味深く記念するための行事などを開催する」とした。
報道によると、韓国政府は官民100~200人程度の訪朝団を構成し、3日間訪朝することを朝鮮側と協議しているとのこと。 日程は10月4~5日が有力で、前後に1日ずれる可能性もある。 朝鮮側の準備が間に合わない場合、10月中旬以降に開催される可能性もある。
訪朝団には、与党「共に民主党」の李海瓚代表をはじめとする政界関係者と、市民団体関係者が含まれる見通し。 李代表は、07年に南北首脳宣言に署名した故・盧武鉉大統領の側近で、「盧武鉉財団」の理事長も務めている。 また、同党は野党に一緒に訪朝するよう提案する予定だ。
趙明均統一部長官らも訪朝を予定する。 その場合、李善権祖国平和統一委員会委員長らと、平壌共同宣言を受けた措置を話し合うと予想される。
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