米国務長官7日訪朝、金国務委員長と会談

ポンペオ米国務長官が7日訪朝し、金正恩国務委員長と会談する。 米国務省のナウアート報道官が2日(現地時間)、定例ブリーフィングで明かした。

ポンペオ氏は先に6~7日に日本を訪問し安倍首相と河野外相と面談、7日に平壌入りし金国務委員長と会談した後ソウルに入り、文在寅大統領と康京和外交部長官と会う。 8日には北京入りする予定。

ナウアート報道官は、ポンペオ氏の訪朝理由を訪ねる記者の質問に対し「朝米間でやり取りした書簡と連絡内容全てに接してはいない。 しかし、朝鮮との対話は正しい方向に進んでいるし、我々が朝鮮行きの飛行機に乗って対話を続けるぐらい自信感がある」「現在、膠着状態にあると言う主張には同意しない。 ポンペオ長官は先週、李容浩外相と会ったし、対話を続けている。」と答えた。

報道官は「ポンペオ長官が1年の間に4回目も朝鮮を訪問をすると言うことは、進展と推進力を見せてくれていると思う。 道程はかなり残っているが、今回の会談で次なる段階へ進展することを期待する。 しかし、完全な非核化という目標に向けて努力する過程で、外交的対話を公開することはない」とした。

報道官は非核化の期限についての質問に対し「トランプ大統領とポンペオ長官は期限を設けないと言った。 周知の通り、やらなければならないことが多い。 我々はその目標を目指して動いているし、私はポンペオ長官が対話を続けることを願っている事を知っている。」と答えた。

また、トランプ大統領の「恋に落ちた」発言に関し「首脳たちが友好的な関係を持つことは良いことだと思う。 我々の最終目的を達成するのに役立つだろう。」と述べた。

スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

元記者。 過去に平壌特派員として駐在した経験あり。 当時、KEDOの軽水炉建設着工式で、「星条旗よ永遠なれ」をBGMとして意図的に流しながら薄ら笑いを浮かべていた韓国側スタッフに対し、一人怒りを覚えた事も。 朝鮮半島、アジア、世界に平和な未来が訪れんことを願う、朝鮮半島ウォッチャー。 現在も定期的に平壌を訪問している。