ポンペオ米国務長官が7日平壌を訪問した。 ポンペオ長官の訪朝は4回目となる。
朝鮮の金正恩国務委員長が、百花園迎賓館でポンペオ長官を迎えて挨拶を交わし、ポンペオ氏が朝米首脳会談と両国間の関係発展のために数回も平壌を往来して精力的に活動していることについて高く評価、朝鮮訪問を熱烈に歓迎した。
金国務委員長とポンペオ長官はこの日、昼食会を含め述べ3時間半の会談を行った。
会談席上で金国務委員長は、シンガポール朝米首脳会談で合意した6.12共同声明の履行において進展が遂げられていることについて評価し、そのために心からの努力を傾けているトランプ大統領に謝意を表し、自身の挨拶を伝えることを願うと述べた。
会談では、肯定的に変化、発展している半島地域情勢について評価し、非核化解決のための方案と双方の憂慮事項について詳細に説明して建設的な意見を交換し、2回目の朝米首脳会談の開催に関連して提起される問題に対する両国最高指導部の立場を通報し、真摯な討議を行った。
金国務委員長は、予定されている次回の朝米首脳会談を契機に、全世界の焦眉の関心事となる問題の解決と前回会談で提示した目標の達成で必ず大きな前進が遂げられるという意志と確信を表明した。
席上では、次回朝米首脳会談準備のための実務交渉を早い時日内に開催することで合意し、それに関連する手順の問題と方法についても論議された。
金国務委員長は、ポンペオ氏と生産的で立派な会談を行って相互の立場を十分に理解し、意見を交換できるようになったことについて高く評価し、満足の意を表した。
昼食会では、朝米首脳会談の成功と朝米関係の発展のために双方間に意思疎通と接触、往来をより活性化していくことに関する興味津々の意見が交換された。
金国務委員長は、昼食会に先立って「今日は両国の良い未来を約束する、非常に良い日だ」と通訳を介して話し、ポンペオ長官は「招待して迎えてくれてありがたく、トランプ大統領の挨拶をお伝えする。 非常に成功的な午前を過ごせてありがたく、この昼食で過ごす時間もとても楽しみにしている」と述べた。
金国務委員長は、両国首脳間の強固な信頼に基づいている朝米間の対話と協商が、今後も引き続き立派につながり、遠からず第２回朝米首脳会談に関連する立派な計画が立てられるものと確信し、ポンペオ氏と別れの挨拶を交わした。
平壌での会談を終えて夕刻ソウルに到着したポンペオ長官は自身のTwitterで、「平壌をよく訪問し、金委員長と会った。 私たちは、シンガポール、朝米サミットで合意した事を引き続き進展させて行くだろう」と語った。 また、「私と、国務省チームを歓待してくれたことに感謝する」と述べた。
ポンペオ氏は「素晴らしい訪問」で「とても成功的な午前」だったと明かした。
ポンペオ氏は韓国の文在寅大統領と会見し、「まだ我々がしなければならないことはかなり多い。しかし今日、また一歩を踏み出したと、そう表現することができるようだ」 「朝鮮がとる非核化措置と米国政府の参観問題などについて協議があり、米国がとる対応措置について議論があった」「双方が実務交渉団を構成し、朝鮮の非核化プロセスと朝米首脳会談の日程などを早期に協議することにした」と語った。
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