「急がない。来年初には会うだろう」 米大統領が朝米首脳会談に言及

アメリカのトランプ大統領が、朝鮮問題について「急ぐことはない」「来年初めいつかは、金正恩と会うだろう」と述べた。 また、延期された朝米高位級会談について「日程はまた調整するだろう」と語った。

トランプ大統領は7日(現地時間)ホワイトハウスでの記者会見で、8日にニューヨークで予定されていた朝米高位級会談が延期になったこととの関連質問に対しこのように答えた。

トランプ大統領は、「我々は、それ(朝米高位級会談)を変更しようとする」「協議日程は再び調整するだろう」としながら、「しかし、我々は、朝鮮と関連して進められている状況について、非常に満足している。 良く進行していると考えている」「我々は急いでいない。 我々は急がない。 制裁はまだ維持されている」と説明した。

また、「ミサイルとロケットが停止した。 人質が戻ってきた。 偉大な英雄(米軍遺骨)が送還されている」としつつ、「しかし、私は急ぐことはない。 私は急がない。 制裁は維持されている」と繰り返した。

続いて「私は制裁を解除したい。 しかし、彼らも双方向(a two-way street)に呼応しなければならない」「しかし私は決して急がない。 急ぐことは全くない」と繰り返した。

トランプ大統領は、前任者が70年以上朝鮮問題を扱ってきたが、「私たちは、彼らが70年間したことよりも、過去4〜5ヶ月間、より多くの進展を成し遂げた」と強調した。

また「しかし、非常に簡潔に言う。 私たちは急いでいない。 いずれにせよ、制裁は維持されている」と繰り返しつつ、「その会談は再調整(reschedule)になるだろう」と述べた。

トランプ大統領は、金正恩国務委員長との会談についての質問には「来年のいつかと言いたい。 来年初めのいつか(sometime early next year)」と説明した。

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元記者。 過去に平壌特派員として駐在した経験あり。 当時、KEDOの軽水炉建設着工式で、「星条旗よ永遠なれ」をBGMとして意図的に流しながら薄ら笑いを浮かべていた韓国側スタッフに対し、一人怒りを覚えた事も。 朝鮮半島、アジア、世界に平和な未来が訪れんことを願う、朝鮮半島ウォッチャー。 現在も定期的に平壌を訪問している。