南北和解と協力の流れに乗って、韓国の地方自治体が相次いで独自の南北交流事業を進めている。
韓国の「NK経済」によると、全羅南道の順天市が平安南道の順川市との交流協力事業計画を打ち出した。
順天と順川は共に「スンチョン」と発音、表記も共に「순천」となる。
順天市は2022年までの南北交流協力事業計画を用意した。
順天市は2018年末までに、南北交流協力条例等を制定して関連組織と法令を整備し、来年から朝鮮側と医薬品の提供、特産品の交換、スポーツ、文化芸術事業交流に乗り出す方針だ。
順天市は特に、平安南道順川市と社会文化交流協力を推進する方針。 同じ名(発音、表記)を持つ二つの都市が、南北交流協力の架け橋の役割を果たそうというものだ。
順天市は鉄道インフラ関連の協力も考慮している。 将来的には、南北の「순천(スンチョン)」市が姉妹都市を結ぶ可能性もあり得る。
順天市の交流協力方案は、他の地方自治体の手本になると思われる。
地方自治団体が進めようとする従来の南北交流事業は、無条件、平壌市などの特定地域や機関との協力を求めた。 しかし、自治体の特徴と現況が異なるため、特徴に合う協力の必要性が提起されていた。
今後、順天市の事例のように、特性に適合した創造的な協力事業計画がより多くなるものとみられる。
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