韓国の慶尚北道が13日、南北協力事業推進を専門に担当するタスクフォース(作業部会)を設置したと明らかにした。 聯合ニュースが報じた。
また、朝鮮の山林緑化とりんご園の造成を南北交流協力事業として関係官庁に建議し、08~09年に開城地域の果樹園3ヘクタールにりんごの苗木7000株を植えた実績もある。
慶尚北道はまず、来年10~11月に開催される慶州世界文化エキスポに朝鮮の芸術団などが参加できるよう、政府と協議する方針だ。 また、来年下半期に同道の醴泉で南北統一祈願全国アーチェリー大会を開催し、朝鮮選手団を招待する方策を構想している。
長期的には、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界の記憶」(世界記憶遺産)への南北共同登録に向けて、朝鮮にある木版の共同調査・研究を行う計画を立てた。 来年から5年間にわたり、学術大会の開催、木版の共同調査、保存、データベース化などを推進する予定だ。
慶尚北道知事は13日に行った講演で、慶州世界文化エキスポの共同推進、農業試験団地の造成、浦項と羅津を結ぶ航路の開設、エネルギー交流、東海水産資源の開発など、南北交流事業の推進課題を説明した。
同道は政府と緊密に協議し、選定した事業を来年から迅速に進める方針だ。
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