フィリピンのラグナ州のサンペドロ市で28日(現地時間)、旧日本軍の性奴隷被害者を象徴する「平和の少女像」の除幕式が行われた。 聯合ニュースが報じた。
除幕式には李根圭 前提川市長のほか、「平和の少女像」を製作した金氏夫妻など韓国側の代表団8人が出席、サンペドロ市長をはじめ地域関係者など100人余りも参席した。
李氏は「平和の少女像は怒りと憎しみを越え、女性の人権、社会的弱者に対する愛、人類の平和共存を望むわれわれ皆の念願」「今回の平和の少女像の建立が韓国とフィリピンの友好増進と世界平和に寄与することを願う」と述べた。
サンペドロ市長は「女性の人権と平和に対する希望が、サンペドロ市で光や塩のように大切な価値になるだろう」と話した。
フィリピンでは以前、首都マニラに慰安婦被害者を象徴する女性像があったが、日本側の強い撤去圧力を受け4月に撤去された経緯がある。 今回も同様の執拗な妨害が予想され、少女像がこのまま維持されるかが注視される。
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