アメリカのトランプ大統領が、朝米首脳会談で成果がないとするメディアの報道を「フェイクニュース」と非難、第2回首脳会談に多くの潜在力があると強調した。
トランプ大統領は24日(現地時間)、自身のTwitterで「フェイクニュースメディアは『金正恩との1次首脳会談で得られたモノがほとんどない』と言うのが好きだ。 間違っている!」と反論、「過去40年の間、北朝鮮と何もせずやられるだけで大きな戦争が起きる直前だったが、以後15ヶ月という短い期間に関係が構築されたし、人質と遺骨が故国に帰ってきた」と述べた。
また、「もう、日本や他のどこにもロケットとミサイルが発射されておらず、何よりも重要なのは、核実験がないということだ」と強調、「これはかつて北朝鮮に関連して達成したどんな事をも凌駕するもので、フェイクニュースもこれを知っている。 私はすぐにあるもう一つの良い出会いに期待する。 多くの潜在力がある」と付け加えた。
一方、ポンペオ国務長官は、23日FOXニュースとのインタビューで、「(北朝鮮と)実際の進展(real progress)があり、多くの話が進行中」とし「金委員長がトランプ大統領に非核化に専念していると続けて確約している」と述べた。
また、「私は、2月末に両首脳が会えば、かなりの措置を作り出すことができるだろうと期待している」と明かした。
ポンペオ氏はまた、最近の朝鮮の秘密ミサイル基地関連報道等については、「多くの場合、メディアの報道が出ると人々がそれがニュースであるかのように行動するが、どんな活動が(北朝鮮で)起こっており、正直、どんな活動がそうではないと言うことを、米国情報機関がとてもよく知っていると言うことを、アメリカ人が知らなければならない」として切り捨てた。
ポンペオ氏はこの日のインタビューで、普段強調しているFFVD(最終的に完全に検証された非核化)や対朝鮮制裁強化などについて一切言及せず、アメリカの対朝鮮政策の変化が注目される。
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