ポンペオ米国務長官が30日(現地時間)、FOXニュースとのインタビューで「2月末に会談を行うものと考える。 そういう計画だ。 北朝鮮が現在同意しているのもそれであり、我々が彼らと同意したのもそれだ。」と述べ、首脳会談が「アジアのどこかの地域で開かれるだろう」と語った。
ポンペオ氏は「良い状況だと思う。 私は準備チームを派遣している。 そのチームが現在、土台を築くための道程を進んでいる」と明かした。
また、「その土台が、朝鮮半島の非核化だけではなく北朝鮮国民の明るい未来の為の道に繋がる実質的で追加的な措置になることを願っている」と付け加えた。
一方、ビーガン米国務省対朝鮮政策特別代表は31日(現地時間)、スタンフォード大学が主催した講演で「戦争は終わった」とし、トランプ大統領は戦争を終わらせる準備が出来ていると発言した。
ビーガン特別代表は「我々は北朝鮮を侵攻しない。 北朝鮮政権の転覆を追求しない」「米国の大統領は、朝鮮半島で70年の戦争と敵意を越えなければならない時だと確信している。 このような葛藤がさらに続く理由がない」と語った。
また、「我々が核兵器に対して正しい事を行えば、朝鮮半島に恒久的平和体制が築かれる可能性がより大きくなるだろう」とも付け加えた。
ポンペオ氏が「北朝鮮の先非核化」ではなく朝鮮半島の非核化と表現し「制裁圧力」に言及しなかった事、ビーガン特別代表の発言などからも、米国政府の対朝鮮政策の変化の兆しを読み取ることが出来る。
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