韓国、南北交流基盤構築に1兆3千億円投資へ

韓国の行政安全部が7日、軍事や安全保障の問題で開発が停滞している地域を発展させるため、計13兆2000億ウォン(約1兆3000億円)を投資する方針を明らかにした。 聯合ニュースが報じた。

それによると、接境地域政策審議委員会の審議を経て「接境地域発展総合計画」を変更、南北交流・協力基盤の構築、均衡発展基盤の構築、生態・平和観光の活性化、生活社会資本(SOC)の拡充といった四つの戦略に基づき、2030年までに225事業に国費5兆4000億ウォン、地方費2兆2000億ウォン、民間資本5兆6000億ウォンを投入する。

道路建設や南北文化体験館など、南北交流・協力基盤構築に最も多い5兆1000億ウォンを投入、産業団地建設や若者の起業支援など均衡発展基盤構築関連事業に3兆4000億ウォンを投資し、非武装地帯(DMZ)付近の観光路や展望台設置など観光活性化に3兆ウォンをかける方針だ。

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元記者。 過去に平壌特派員として駐在した経験あり。 当時、KEDOの軽水炉建設着工式で、「星条旗よ永遠なれ」をBGMとして意図的に流しながら薄ら笑いを浮かべていた韓国側スタッフに対し、一人怒りを覚えた事も。 朝鮮半島、アジア、世界に平和な未来が訪れんことを願う、朝鮮半島ウォッチャー。 現在も定期的に平壌を訪問している。