世界的投資家であるジム・ロジャーズ氏が、朝鮮の金正恩国務委員長の招請で来月朝鮮を訪問することが明らかになった。 韓国の「京郷新聞」が12日報じた。
ロジャーズ氏はこれまでに様々なメディアとの面談を通して、朝鮮の非核化と開放の意志を支持し「対朝鮮投資論」を強調してきた。 朝鮮が2回目の米朝首脳会談を控えたタイミングでロジャース氏を招待した背景と訪朝成果が注目される。
ロジャーズ氏はすでに米国政府の訪朝許可を受けており、妻と一緒に訪朝することが分かっている。
朝鮮が2回目の米朝首脳会談を控えた時点でロジャーズ氏を招待したのは、外国資本誘致と経済改革に対する金国務委員長の意志の表れと見られる。
今回のロジャーズ氏の招請は非核化措置の対応措置として、米国が経済制裁の緩和に向け積極的に行動することを促す側面もある。
現在、UN連安全保障理事会と米国の独自制裁でロジャーズ氏が朝鮮に投資することは不可能な状況だが、朝米双方の非核化交渉が進展する場合、制裁緩和措置を通じてロジャーズ氏が唱える「対朝鮮投資大当たり論」がより現実味を帯びる。
米国ウォールストリートの投資家の中で、中国の成長の可能性を最初に見極めて大きな収益をおさめたロジャーズ氏は最近、「北朝鮮は変化を期待しており、すでに変化している」と評価、「全財産を北朝鮮に投資したいと思う」とメディアに語っている。
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