アメリカのポンペオ国務長官が2回目の朝米首脳会談と関連、対朝鮮制裁緩和の対価として良い結果を得る事が全的意図とし、米国の対朝鮮制裁緩和の可能性を示唆した。
東欧と北欧を訪問中のポンペオ氏は13日と14日(現地時間)、米CBS放送とのインタビューや米国とポーランドの共同主催で開かれた「中東の平和と安全保障を促進するための閣僚級会議」での一問一答などを通じてこのような立場を明らかにした。
ポンペオ氏は「金委員長は、我々に何度もそのように(ー非核化を果たすとー)言った。 そして、我々も「信頼せよ、しかし検証せよ」という言葉を使ってきた」「我々は彼がどうするかを検証する必要があるし、その時点までは、すべての国が課した経済制裁は維持されるだろう」と語った。
ポンペオ氏は「制裁緩和の引き換えに良い結果を得ようというのが我々の全的な意図」であり「我々がそうすることができると期待している」と言及、「このような決定をするのは、金委員長にかかっている。 彼は我々に(非核化すると)語ってきたし、今は彼が履行する時だ」と付け加えた。
ポンペオ氏は「トランプ大統領が介入して、ミサイル実験の中断を成し遂げた。 かなりの期間、核実験もなかった。 我々は、遺骨を送還するための努力を開始した」と指摘、「これはとても良い成果だ。 これからは非核化措置をとる努力を開始するときだ。 私は、今回の首脳会談がそうさせることに期待している」と強調した。
また、「両首脳が(シンガポール会談で)4つの事項を合意した。 それぞれの大きな柱(合意事項)、朝鮮半島の平和と安全保障と非核化などで、本質的な(substantial)進展がなされることを望む」「朝鮮の住民のより明るい未来のための努力と、それぞれの柱の真の進展を実現しようと言うのが我々の意図であり、両首脳も希望している」と改めて強調した。
ポンペオ長官は、どのような「明白な進展」を望むのかとの質問には、「具体的な内容について話さないようにしている。 我々は多くの交渉に参加してきたし、全部公開されたわけではなく、最近になって多くの部分が知られるようになった」「我々の二つのチームによって、これらの作業が進められていることを皆さんも見ているが、首脳会談の準備を続けるために一つのチームがこの週末にアジアに向けて発つ」と明らかにしつつ、「我々が達成しようとしていることについては話さないが、我々が良い結果を得られるものと非常に期待している」と楽観論を示した。
彼はまた、朝米交渉がイラン問題やシリアの状況などとは非常に異なり、問題の解決やアプローチも違うと強調し、「北朝鮮は、今日、米国に到達することができる武器、核兵器を保有している」「これはトランプ大統領がすぐに処理しなければならないと言った脅威である。 (ゆえに)大統領は金委員長と会う選択をし、私も何度も彼に会った」と述べた。
コメントを残す