「会談は非常に成功すると考えている」米大統領、朝米関係改善の意志示す

アメリカのトランプ大統領が15日(現地時間)、メキシコとの国境の障壁予算を調達するための国家非常事態宣言と関連した記者会見で、来たる2回目の朝米首脳会談について「とても成功的になるだろう」と重ねて楽観を示し、朝米関係改善の意志を明らかにした。

トランプ氏は「1回目の首脳会談の際と同様に、幸運が宿ることを期待する。 1次会談で多くのことが行われた。 もはやロケットやミサイルの発射がなく、核実験もない。 朝鮮戦争に参戦した我々の偉大な英雄たちの遺骸が帰ってきたし人質たちも送還された。 今回も同じように成功することを希望する」と述べた。

その一方で「私は速度については急がない。 我々はただ、実験を望まない。 周知のように制裁もそのまま存在する。 すべてがそのまま残っている」と指摘した。

トランプ氏は「私たちは2月27~28日に会談を行うものであり、その会談は非常に成功すると考えている。 私は金委員長と会うことを期待する」と述べ、「我々は、金委員長や彼の家族と米国との間に、かつてないとても良好な関係を構築してきた」と強調した。

また、「私は朝鮮と金委員長が経済大国と経済力に大きな可能性を持っていると思う。 韓国とロシア、中国の真ん中に位置する立地は驚異的であり、私は彼らが将来的にとてつもない経済的繁栄を成す素晴らしい機会を得たと思う。 私はベトナムで金委員長に会うことに期待する」と重ねて強調した。

トランプ氏は「オバマは北朝鮮と戦争を起こしただろうと考えている。 彼は戦争をする準備ができていたと思う。 事実、彼は私に、北朝鮮との大きな戦争開始に非常に近づいたと述べた」と語った。

トランプ氏は、自身が(当選者の身分で)ホワイトハウスを訪ねた時に、執務室でオバマ大統領(当時)に会ってこのような会話を交わしたと紹介、現在、朝鮮の核・ミサイル実験の中断と金正恩国務委員長と非常に良好な関係を維持している事実を取り上げて、オバマ大統領と自分を比較する方法で治績を誇示した。

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元記者。 過去に平壌特派員として駐在した経験あり。 当時、KEDOの軽水炉建設着工式で、「星条旗よ永遠なれ」をBGMとして意図的に流しながら薄ら笑いを浮かべていた韓国側スタッフに対し、一人怒りを覚えた事も。 朝鮮半島、アジア、世界に平和な未来が訪れんことを願う、朝鮮半島ウォッチャー。 現在も定期的に平壌を訪問している。