朝鮮の金正恩国務委員長が1日、ベトナム社会主義共和国を公式訪問した。 朝鮮中央通信が報じた。
金国務委員長はグエン・フー・チョン国家主席と会談した。
会談では、自国の政治経済事情が相互交換され、両国・両党間の友好・協力関係を新時代のニーズに合わせて様々な分野に渡ってさらに拡大発展させる事と共同の関心事となる問題について意見を交換した。
金国務委員長は、ベトナムを初めて訪問してグエン・フー・チョン主席と対面しベトナムの同志たちとも顔を合わせることができて大変満足しているとしながら、ベトナム共産党と政府と人民が手厚く迎えてくれて、熱烈歓待してくれることに心からの謝意を表した。
金委員長は、先代たちの意を奉じ血で結ばれた二つの国、二つの党間の友好・協力関係を代を継いで継承していくことは我々の党と国家の一貫した立場だとしながら、党、政府的往来を活発に広げ、経済、科学技術、防衛、体育文化芸術、出版報道部門など、すべての分野で協力と交流を正常化し、新たな高い段階へと発展させていかなければならないと述べた。
また、ベトナム人民が主席を首班とするベトナム共産党のまわりに固く団結し、社会主義の旗を高く掲げ、「裕福な人民、富強で民主主義的であり公平で文明的な国家建設の目標」を達成するための闘争で、より大きな成果を成し遂げることを心から願うとした。
金委員長は、ベトナム共産党と政府が第2次朝米首脳会談の成果的開催のために、積極的に心からの支持と素晴らしい幇助をしてくれたことに謝意を表した。
グエン主席は、ベトナム共産党と国家と人民を代表して金正恩委員長のベトナム訪問を熱烈に歓迎するとしながら、今回の訪問は二党、両国間の関係発展の里程標的な出来事になると述べた。
グエン主席は両国間の友好・協力関係はホー・チミン主席と金日成主席が用意し育ててくれた伝統的な友好・協力関係であり、ベトナム共産党と政府と人民は、ベトナムの独立と民族解放闘争に朝鮮が大きな支持声援をくれたことを永遠に忘れずに感謝しているとしながら、両国間の関係を常に重視し、両国人民の利益と地域の平和と安定のために両方の党、両国間の関係をさらに発展させていこうとするのは、ベトナム共産党と政府の確固たる立場だと強調した。
また、朝鮮人民が金正恩委員長を首班とする朝鮮労働党の指導のもとに、社会主義建設と国の発展、人民生活の向上に大きな成果を収めるだろうという確信を表明した。
グエン主席は、第2次朝米首脳解散の場所にハノイを選んだのは、両国間の信頼を示すものとし、会談で発現された朝鮮と米国の建設的であり積極的な立場を高く評価した。
金国務委員長は同日、グエン・スアン・フック首相、グエン・ティー・キム・ウンオン人民会議議長と各々面談した。
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