ソウル中区、植民地時代の残滓の日本人名義建物整理へ

ソウル市中区は5日、同区の建築物台帳と登記簿のみに残っている日本人名義の建物を年内に整理すると明らかにした。 聯合ニュースが報じた。

区側は「不動産の公的帳簿に日本人名義が多いのは、解放後に建物を新築して登記した際、既存の登記を整理しなかったため」「現在の所有者は所有権の移転、金融機関からの融資、新築などを行わない限り不便がないため、費用をかけて既存の登記を抹消する理由が少ない」と説明した。

区側は固定資産税の納付履歴や航空写真の解析などの事前検討を経て4~5月に調査を行い、建物の存在を確認する予定。

同区は昨年も建築物台帳や登記簿のみに残る日本人名義の建物636件を選別、うち440件を整理してきた。

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元記者。 過去に平壌特派員として駐在した経験あり。 当時、KEDOの軽水炉建設着工式で、「星条旗よ永遠なれ」をBGMとして意図的に流しながら薄ら笑いを浮かべていた韓国側スタッフに対し、一人怒りを覚えた事も。 朝鮮半島、アジア、世界に平和な未来が訪れんことを願う、朝鮮半島ウォッチャー。 現在も定期的に平壌を訪問している。