英国の女性歌手が平壌を訪問

英国のシンガーソングライター、ジョス・ストーンが平壌を訪問した事が明らかになった。

英国BBC放送が14日、ストーンが平壌のバーで歌を歌って、市内のあちこちを旅する様子を捉えたと報じた。

13歳の時、BBCのオーディション番組「スター・フォー・ア・ナイト(Star for a Night)」で優勝し脚光を浴びたジョス・ストーンは、2007年のグラミーアワードでベストR&Bパフォーマンス賞を受けた英国のシンガーソングライター。

ストーンは現在「トータル・ワールドツアー」で世界の各地を廻っており、今月初めにシリアとイラクでも公演を行っている。

ストーンは12日インスタグラムを通じて、高麗ツアー代表サイモン・コッカーレル(Simon Cockerell)の助けを借りて平壌を訪問するとし、公演のために朝鮮語の歌「アリラン」を習ったと述べた。

彼女は「平壌ではWi-Fiと携帯電話が通じず、サイモンが写真や映像を上げてくれるはず」と付け加えた。

インスタグラムのコメントには、彼女の訪朝を懸念する声とともに応援のコメントも寄せられた。韓国のネチズンは「このお姉さん、朝鮮に行ったんだって…?」と、驚きを表した。

コッカーレルの13日のインスタグラムには、ストーンが人々に囲まれて歌う姿、平壌の地下鉄で市民と一緒にアリランを練習している様子、黎明通りの楽器店で撮影している様子がアップロードされた。

米国市民は、朝鮮を旅行することができないが、これはイギリス市民には適用されないとBBCは指摘した。

スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

元記者。 過去に平壌特派員として駐在した経験あり。 当時、KEDOの軽水炉建設着工式で、「星条旗よ永遠なれ」をBGMとして意図的に流しながら薄ら笑いを浮かべていた韓国側スタッフに対し、一人怒りを覚えた事も。 朝鮮半島、アジア、世界に平和な未来が訪れんことを願う、朝鮮半島ウォッチャー。 現在も定期的に平壌を訪問している。