シンガポールのNPO、平壌で経済説明会

高麗ジャーナル

シンガポールに拠点を置く民間非営利団体(NPO)である「朝鮮エクスチェンジ(Choson Exchange)」が、平壌で朝鮮企業100人余りが参加する経済説明会を20日~27日まで開催する。

RFAが23日、「対朝鮮交流事業をメインとするNPOである「朝鮮エクスチェンジ」が、去る20日から一週間、朝鮮で企業を運営しようとするビジネスマンや海外専門家を繋げる経済説明会、朝鮮経済フォーラム(DPRK Economic Forum)を開いている」と報じた。

朝鮮エクスチェンジは2010年に設立されて以来、朝鮮の起業家と起業家精神を持つ個人に研修会、アドバイス、奨学金などを提供しながら、教育と訓練を目的とする交流と支援事業を続けている。

朝鮮エクスチェンジ側は昨年末から、朝鮮の住民に経済およびビジネス関連の知識と経験を伝授することができる外国人専門家の申請を受け、計17人のボランティアが平壌で開かれる今回の経済説明会に参加したと明かした。

経済フォーラムに出席するため今回初めて訪朝した欧州のボランティアは、「朝鮮に対して(よく知らず)悪い偏見を持ちやすい。 今回のイベントを通じて、朝鮮の人と親しくなりたい」と述べている。

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元記者。 過去に平壌特派員として駐在した経験あり。 当時、KEDOの軽水炉建設着工式で、「星条旗よ永遠なれ」をBGMとして意図的に流しながら薄ら笑いを浮かべていた韓国側スタッフに対し、一人怒りを覚えた事も。 朝鮮半島、アジア、世界に平和な未来が訪れんことを願う、朝鮮半島ウォッチャー。 現在も定期的に平壌を訪問している。