韓国の文在寅大統領が13日、青瓦台(大統領府)でUN世界食糧計画(WFP)のビーズリー事務局長と会談した。
双方はUN食糧農業機関(FAO)とWFPが3日に発表した朝鮮の食糧状況に関する実地調査報告書などの内容に関して意見交換し、朝鮮に対する食糧支援に関連して協力することで一致した。
ビーズリー事務局長は報告書の内容について説明、朝鮮の食糧事情がここ10年間で最悪の状況にあり、食糧不足を解決するには136万トンの穀物を輸入する必要があると明かした。
ビーズリー氏は朝鮮の社会的弱者に対する緊急の人道的支援が必要であると指摘、文大統領もこれに同意した。
ビーズリー氏は同日、統一部の金錬鉄長官と約35分、外交部の康京和長官と約50分会談し、韓国政府が推進する朝鮮への食糧支援について意見を交換し、食料供与を要請したとみられる。
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