中国の王毅外相が13日、ロシアのソチでロシアのラブロフ外相との会談を行った直後の記者会見で、2回目の朝米首脳会談以後、核問題解決のプロセスが停滞しているが、「まだ政治的解決の枠組み内にある」と指摘、朝鮮半島の核問題解決の 「カギ」は 「履行可能なロードマップ」の作成だと述べた。
昨年6月シンガポールの朝米共同声明は、朝鮮半島の完全な非核化と新しい平和体制の構築という二つの目標と朝米間の新しい関係の樹立を約束した。
王外相は、過去25年間、朝鮮の核問題は浮き沈みを繰り返しながら、朝米双方が受け入れることができるロードマップを作成するという最後の関門を超えられなかったと指摘、「どのようにしてこの苦境を突破するのか」「過去25年の経験を総括すると、履行可能な方法は明確な目標パッケージを確定して、段階的な進展を明確にし、同時的に進む方式を実施すること」と主張した。
また「この基本構想は、中国とロシアの合意であり、国際社会の合意」「我々は、朝米双方が絶えず折衝して徐々にお互い接近するのを見ている」と述べた。
王外相は「朝鮮半島の完全な非核化実現と朝鮮の安全に対する憂慮解決、経済発展、半島の長期的安定は中露が共同努力する目標」であり「中国は引き続き建設的な役割を果たす」と強調した。
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