ロシアのプーチン大統領は7日(現地時間)、サンクトペテルブルクで開かれた年次国際経済フォーラム総会(SPIEF)での演説で「ロシアと中国はともに朝鮮が核を放棄することを望む。 しかし朝鮮はイラクやリビアの運命を繰り返すことを望まないため、非核化を説得するには、強力な安全保障を確保する必要がある」と強調した。 総会には中国の習近平国家主席も出席した。
プーチン大統領は「朝鮮も大きな保障策を望むはずだ」と指摘、これらの問題について習主席と議論し、先月ロシアを訪問したポンペオ米国務長官とも会談したと明かした。
また、朝鮮の核問題を解決するためには、究極的にはトランプ大統領と金正恩国務委員長が対話を再開し進展を成し遂げなければならないと強調した。
プーチン大統領は「トランプ大統領と朝鮮の金正恩氏が、近い将来に会えることを願い、このような過程で進展がなされることを希望する」「我々(ロシア)は最善を尽くして手伝うだろう」と述べた。
彼は特に「当然、重要な紛争に介入した当事国である米国と朝鮮が重要な役割をしなければならない」と強調、朝鮮の核問題を解決するうえで重要な役割をする当事者は朝鮮と米国だと指摘した。
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