アメリカのトランプ大統領が11日(現地時間)ホワイトハウスで記者らと会った席で、朝鮮の金正恩国務委員長から暖かく素敵な親書を受け取ったと明かした。
トランプ大統領は「金正恩氏から先ほど美しい親書を貰った。 関係は非常に良いと思う」と述べた。
トランプ大統領は「私は確かに最近、金正恩氏から美しい手紙を受け取った」と改めて強調、「それを見せることはできない。 しかし、明らかに非常に個人的で非常に暖かく、非常に素晴らしい親書だった。 感謝する」と語った。
また、「もう一度言うが、私は北朝鮮が金正恩氏のリーダーシップの下、彼が北朝鮮にいるので大きな可能性があると思う。 住民が立派で(地理的な)立地も立派だ」とのべた後、「私は北朝鮮が巨大な可能性を持っていると思う」と再度強調、「それを誰よりも感じる人物は金正恩氏だ。 彼はそれを知っている。 彼は完全に知っている」と金委員長を褒め称えた。
朝米関係についての質問には、「私が就任した時とは違って、いかなる核実験もなく大きな試験発射もなかった。 それまでは滅茶苦茶だった」「私たちは非常に良好な関係を持っている」と強調した。
また「親書のおかげで、私がそれを(君らに)確認してあげることができる。 昨日(10日)受け取った。 私の考えに非常に肯定的なことが起こると考えている」とし「その間にも人質が帰ってきたし遺骨も戻ってきている。 私たちは(良い)関係を持っている」と述べた。
トランプ大統領が金国務委員長の親書を再び公開したのは、ハノイ朝米首脳会談以降、朝米間の膠着が長期化し米国内の一部で緊張を高めようとする動きが出てくるのを牽制、沈静化させる意図があると思われる。
一方、「2017年2月に殺害された金正男がCIAの情報源だった」とするウォールストリートジャーナルの報道については「彼の異母兄弟関連のCIAの情報を見た」「それに関しては何も知らない」「関係が良い私の政権下ではそのようなことが起こらないと金委員長に言うだろう。 私は何も知らない。 誰も知らない」と答えた。
コメントを残す