「両首脳は社会主義建設偉業の成果を通報、全面的な支持と連帯を表明」 朝鮮中央通信が朝中首脳会談を報道

朝鮮中央通信は21日、朝中首脳会談を報じた。

それによると会談には、朝鮮側から朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員で朝鮮国務委員会第1副委員長である最高人民会議常任委員会の崔龍海委員長、朝鮮労働党中央委員会政治局委員で朝鮮国務委員会委員である金才龍内閣総理、朝鮮労働党中央委員会政治局委員で朝鮮国務委員会委員である李容浩外相、朝鮮労働党中央委員会政治局委員で朝鮮国務委員会委員である李洙墉党副委員長、朝鮮労働党中央委員会政治局委員で朝鮮国務委員会委員である朝鮮人民軍の金秀吉総政治局長が参加した。

また、中国側からは、中国共産党中央委員会政治局委員で書記処書記、弁公庁主任である丁薛祥氏、中国共産党中央委員会政治局委員で中央外事事業委員会弁公室主任である楊潔篪氏、中国国務院国務委員兼外交部長の王毅氏、中国人民政治協商会議全国委員会副主席で国家発展・改革委員会主任である何立峰氏、中国共産党中央委員会対外連絡部長の宋濤氏、中国商務部長の鍾山氏、中国中央軍事委員会政治事業部主任の苗華氏が参加した。

金正恩国務委員長は、朝中外交関係設定70周年を迎える今年に習近平同志が朝鮮を訪問したことを熱烈に歓迎し、今回の訪問が朝中親善の不変性と不抜さを全世界に誇示する決定的契機となり、新しい活力期に入った朝中両国間の親善関係をさらに強化し、発展させていくうえで重要な意義を持つと高く評価した。

習近平国家主席は、金正恩同志と再び対面することになったのを大変嬉しく思うと述べ、金正恩同志と朝鮮の党と政府の指導幹部、武力機関の幹部、そして平壌市の各階層の人々が温かく迎えて熱狂的に歓迎してくれたことに謝意を表した。

両首脳は、互いに国の状況と社会主義建設偉業を前進させるための両党、両国人民の闘いで収められた成果について通報し、それに全面的な支持と連帯を表明した。

両首脳は、伝統的な朝中親善・協力関係を時代の要請に即して引き続き活力あるものに強化し、発展させていくのは両国の党と政府の終始一貫した立場であり、両国人民の志向と念願、根本利益に全的に合致するということについて強調し、朝中外交関係設定70周年をさらに意義深く迎えるための立派な計画を提議し、意見を交換した。

双方はまた、朝中両党と両国間の戦略的意思疎通を緊密にし、相互の理解と信頼を厚くし、高位級往来の伝統を維持し、各分野における交流と協力を深化させていくために共同で極力努力することで合意した。

両首脳は、朝鮮半島情勢をはじめとする重大な国際および地域問題に対する幅広い意見を交換し、現在のように国際および地域情勢で深刻かつ複雑な変化が起きる環境の中で朝中両党、両国間の関係を深みのあるものにさらに発展させるのは両国の共通の利益に合致し、地域の平和と安定、発展に有利であると評価した。

会談は、同志的で真摯かつ率直な雰囲気の中で行われた。

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元記者。 過去に平壌特派員として駐在した経験あり。 当時、KEDOの軽水炉建設着工式で、「星条旗よ永遠なれ」をBGMとして意図的に流しながら薄ら笑いを浮かべていた韓国側スタッフに対し、一人怒りを覚えた事も。 朝鮮半島、アジア、世界に平和な未来が訪れんことを願う、朝鮮半島ウォッチャー。 現在も定期的に平壌を訪問している。