米大統領と国務長官、朝米交渉早期再開に期待感示す

アメリカのトランプ大統領が22日（現地時間）、ホワイトハウスでパキスタン首相との首脳会談に先立って開かれた記者会見の席上で、板門店朝米首脳会談後、朝米間で予定された日程があるか​​という質問に対し、「最近、北朝鮮と非常に肯定的な書信の交換があった。」と明かした。

トランプ大統領は、朝米間に予定された交渉日程はまだないとしながらも、「我々は非常に良い関係を築いているので、おそらく彼らは会いたいと思うだろう。　そして、我々は何が起こるか見るだろう。」と強調した。

ただ、トランプ大統領は最近の書信の交換が自身と金正恩国務委員長の間に行われたかどうかについては明らかにせず、また、書信交換がいつ、どのような形式で行われたのか、そしてどのような内容だったのかについても言及していない。

一方、ポンペオ国務長官は22日、米CBS放送とのインタビューで、板門店朝米首脳会談を契機に朝米双方が交渉を継続する機会を得たと発言、朝米実務交渉がすぐに開かれることを願うと述べた。

また、同日の 「FOXニュース」とのインタビューで、板門店会談後の進捗状況があるかという質問に対し、「米国務省が北朝鮮側と多くの対話を進めている」「金正恩委員長は、交渉チームが再び交渉のテーブルに戻るようにすると約束した。そうなることを願う」と語った。