ベネズエラのカラカスで20日と21日に行われた非同盟運動調整委員会上級会議で朝鮮代表団団長が演説した。 朝鮮中央通信が24日報じた。
団長は、非同盟諸国の絶え間ない努力にもかかわらず、国際舞台ではUN憲章と国際法も眼中になく他国の自主権を自分勝手に篭絡する帝国主義行動がこれまで以上に露骨になっていると語った。
また、多くの国で深刻な政治危機、軍事的衝突、紛争激化、避難民事態を伴う人道主義惨事が絶えず発生しており、その主な被害者は他でもない、少なくない非同盟運動加盟諸国だと指摘した。
彼は、現実は、非同盟運動が発展途上国を代表する政治勢力としての地位と役割を決定的に高めることを要求していると強調、UN加盟国の絶対多数を占めている運動加盟諸国が集団行動をさらに強化していく時、世界の平和と安全を確保するうえでの運動の主導的役割が強化されると主張した。
彼はまた、UNにおいて加盟国の集団的利益を守り、公正と平等の原則を具現化するために、UN安全保障理事会の非常任理事国に選出された運動加盟国が自分の役割を一層高めることが重要であり、UN安全保障理事会の非常任理事国として活動している運動加盟国が運動の利益を代弁して積極的に活動するなら、発展途上国をターゲットに敢行されている西側のあらゆる策動を制圧し、UNが真に世界の平和と安全保障のため使命を果たすよう仕向けるのに寄与することができると強調した。
彼は、朝鮮が非同盟運動加盟国としての運動の創立目的と活動原則に合致するよう運動の強化発展のために終始一貫、積極的に努力してきたと指摘、「我々の行く手を阻もうとする敵対勢力の挑戦が続いているが、朝鮮半島で恒久的で強固な平和体制を構築し、自力で富強の新しい局面を開き強国の理想と目標を実現しようとする我が共和国政府の意志は不動である。 我が共和国政府は反帝自主、反戦平和の運動理念を固守し、自主権の守護のための運動加盟国の闘争を積極的に支持声援するだろう。」と語った。
彼は、朝鮮政府は今後も自主、平和、親善の対外政策理念に基づいて、非同盟運動の強化発展のためにあらゆる努力をするだろうと強調した。
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