駐韓米国大使が、朝鮮の新兵器発射試験に関わらず朝米対話は進展するとの肯定的な展望を示した。
ハリス大使は1日、韓国TBSラジオとのインタビューで、板門店朝米首脳対面以後に非核化の動力は生きているかとの質問に対し「完全に生きている」と返答、実務交渉の再開は朝鮮の金正恩国務委員長が直接約束した内容だと説明した。
また、状況を楽観視する根拠があると考えるし、ポンペオ国務長官も同じ理由で対話がすぐに始まるだろうと語っていたと強調した。
ハリス大使は相次ぐ朝鮮の新兵器発射試験にも言及、それは米国があまり気にしない単距離試験発射であり、単距離ミサイル試験発射は各国が普通に行うものだと指摘した。
また、米国が心配するのはより大きな事案であり、朝鮮半島の平和をもたらし朝鮮が最終的で完全に検証された非核化(FFVD)を達成することだと強調した。
彼は、トランプ大統領が軍事的、より大きな政治的観点から金正恩委員長に「閉じた手」ではなく「開いた手」を差し出していると思うと指摘、今月予定される米韓合同軍事演習が、必要な機能に焦点を合わせて訓練範囲を調整、規模を縮小したもので同盟の義務を履行するためのものだと語った。
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