米国のトランプ大統領が23日(現地時間)フランスでのG7サミットへ出発する前に記者団と応答し、「北朝鮮のミサイル発射が信頼を壊すのか」との質問に対し「そう思わない」と返答、「金正恩氏は、ミサイルを試験するのが好きだ。 だが、我々が短距離ミサイルを禁じたことはない。 何が起こるか見守るだろう」と話した。
また、「多くの国がそのようなミサイルを試験する。 知っての通り、我々は少し前に非常に大きなミサイルのテストをした」とも付け加えた。
トランプ大統領は朝鮮の金正恩国務委員長との親交も重ねて強調、「我々は非常に良い関係を持っていると思う。何が起こるかを見てみよう。 それは常に変化する可能性もあるが何が起こるか見てみよう。 金正恩氏は私に対しかなり率直だと思う」と語った。
一方、トランプ大統領は韓日軍事情報保護協定(GSOMIA)の終了についての質問に対しては、「文大統領もまた、私のとても良い友人だ」「韓国で何が起こるか見守るだろう」と述べた。
これはGSOMIA終了に関し「韓国に失望」するとした米国務省や国防総省の発表とは意を異にする発言と言える。 先の朝鮮の新兵器発射試験に対する発言と同様、米国政府内で朝鮮半島問題に対する大統領と政府官僚との間の見解・立場の相違が表面化している。
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