朝鮮のミサイル開発のスピードに、米国のミサイル専門家が驚きの声を上げている。
イアン・ウィリアムズ戦略国際問題研究所(CSIS)ミサイル防衛プロジェクト副局長はVOAとのインタビューで、朝鮮が試験発射した新型潜水艦弾道弾(SLBM)「北極星-3」と関連、「北朝鮮が自ら開発することができる能力を過小評価するものではない。 私は北朝鮮が十分に自ら開発することができる能力があるとみている」「しかし、スピードが速すぎる。 どのようにしてこんなに早く作ったのかと驚いている」と述べた。
彼は、このようなレベルのミサイル技術を備えた国として「中国とロシア、米国、フランス、イギリスがある」「インドもSLBMに関しては他の国には及ばないものの、ある程度の技術がある」としながら、朝鮮の開発スピードに驚きを隠さなかったとVOAが3日報じた。
彼は、朝鮮が2日に発射した固体燃料型SLBMの技術はICBMの開発にそのまま適用することができると指摘しつつ、「北朝鮮が固体燃料多段階ミサイルを実験したのは今回が初めて」で「固体燃料ミサイルは液体燃料ミサイルよりも速く発射することができより大きな脅威とみなされる。 液体燃料は注入するのにある程度の時間がかかり、その間に先制攻撃できる時間を与える」と説明した。
彼は「今まで北朝鮮の固体燃料ミサイルは短距離の1段階ミサイルであったので、比較的低い高度で飛んだ」「しかし、固体燃料を使用してミサイルの各ステップを分離させる技術とノウハウは、北朝鮮の最終目標である固体燃料ICBMに直接適用することができる 」と説明した。
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