ロシアのアレクサンドル・マツェゴラ朝鮮駐在大使がタス通信とのインタビューで、朝露首脳会談は歴史的なことであり、両国関係が多くの分野で前進を遂げているとの見解を示した。
マツェゴラ大使は「ロシアの目標は、北東アジアの平和と安全保障を強化し現在の段階では朝露両国の関係をさらに促進させることだが、この希望が完全に実現された」とし、朝露両国で政治、文化、教育、その他の部門で多くの交流が進んでいるという立場を明らかにしたと、タス通信が14日(現地時間)報道した。
マツェゴラ大使は朝米関係について、6.12朝米首脳会談は希望を与えたが、ハノイ首脳会談で米国は間違いを犯したと発表した。 特に朝鮮が制裁の圧力に耐えられないという思い込みは間違っておりアプローチが正しくないと彼は指摘した。
大使は最近の朝鮮の軍事的な動きに対し、朝鮮が米国と実質的かつ建設的な合意を成し遂げていたなら新しい武器をテストしなかったと付け加えた。
朝鮮半島の状況を解決する上でのロシアの役割についてマツェゴラ大使は、朝鮮半島の状況がロシアの安全保障確保に直接関連があるので関心が高く、朝米両国の合意が成されたら中国とロシアも議論に参加しなければならないとの見解を示した。
中国とロシアが議論に参加しなければならない理由について、駐韓米軍の存在、米韓合同軍事演習、最先端武器の朝鮮半島搬入など、米国が軍事同盟を強化しようとすることは、朝鮮だけではなくロシアと中国の利益にも影響を与えるためだと大使は説明した。
また、ロシアは朝米両国が緊密な接触を維持し両国がお互いの立場を理解するよう助け、合意に達することができるようにあらゆる努力を尽くしていると大使は付け加えた。
一方、マツェゴラ大使は、ロシアのメディアが写真記者を平壌に常駐させ、平壌事務所を拡大しようとする計画を支持すると述べた。
ロシアの報道機関代表団は、朝鮮側との協力の問題を議論するために7日から11日まで訪朝、崔龍海最高人民会議常任委員長、チョ・ヨンサム朝鮮外務省報道局長と面談した。
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