スイス政府が医療や手術機器などの対朝鮮輸出入、輸送などを禁止してきた人道支援物品に対する制裁を緩和する。
スイスは「独自制裁」を実行してきた国の一つで、朝鮮に対する「完全な制裁履行」を強調してきた経緯がある。
スイスは今回、自国の対朝鮮支援物品搬入不許可法案を改正した。 UN対朝鮮制裁委員会が制裁の例外を認め免除を承認した支援物品を朝鮮に提供できるように法案を改正、12月1日から施行される。
スイス連邦経済政策庁広報担当官は6日、UN安全保障理事会の対朝鮮制裁委員会が承認した人道支援品目に限って該当物品を朝鮮に提供することができるように法を改正したと明かした。
公報担当官は、今回の措置がスイス当局のUN安保理制裁履行の範疇で行うもので朝鮮の核交渉とは無関係だとした。 また、スイス連邦経済政策庁は朝鮮の輸出品に対する事前届出を受けるものであり、すべての項目の検閲を行うと付け加えた。
UN対朝鮮制裁委員会は国際支援団体に制裁の免除を承認しつつ、各関係機関に自国の法規制、金融、商業取引の免許要件を遵守し、6ヶ月の制裁免除の有効期間を遵守することを要求している。
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