UN安保理の対朝鮮制裁委員会が、デンマークのNGO団体「ミッションイースト」の対朝鮮制裁免除要求を承認し、免除物品リストを公開した。
対朝鮮制裁委員会の公式HPに記載された承認書簡によると、「ミッション・イースト」は朝鮮の地方の食料安全保障状況を改善するために農業機械などの持ち込みを要請、これが承認された形だ。
詳細を見ると、米の脱穀機と製粉機、トウモロコシ脱皮機などの機械と、ジャガイモ貯蔵庫や発芽室などの施設建設のための鉄板などの資材類15品目になる。 当該物品に対する制裁は2020年5月まで免除される。
団体の公式HPによると、ミッションイーストは2011年から対朝鮮支援事業を進めており、2018年夏デンマークの非政府組織としては初めて朝鮮に常駐事務所を開設し、現在2人の常駐スタッフが働いている。
また、「事務所の設立により、朝鮮で行われている事業により深く関与することができ、地元住民の需要に速く対応できるようになった」(公式HP)と強調している。
ミッションイーストは特に「食糧状況」改善のための支援に重点を置いており、7月にも朝鮮の子供と女性の緊急食糧支援事業に11万3000米ドルを支援する計画だと明かした。
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