朝鮮外務省の崔善姫第1次官とロシアのウラジーミル・チトフ第1外務次官の戦略対話が20日、モスクワで行われた。
双方は戦略対話で、歴史的な朝露首脳対面で成された合意を徹底的に履行して両国の友好・協力関係をより強固にし、発展させることに関する問題を討議し、互いに関心を寄せる地域および国際問題について深みのある意見を交換し、戦略的協力を強化することにした。
一方、崔善姫第1次官は同日、セルゲイ・V・ラブロフ外相と対面し友好的な雰囲気の中で談話した。
談話では、両国最高指導者の関心の中で新たな全盛期を迎えている朝露関係を戦略的見地から全面的に発展させていくことに関する問題が論議された。
ロシア通信によると、一連の会談を終えた崔第1次官は記者団に対し「もし米国が敵対政策を取り下げ、更なる対話を提案してくるのならば、我々も核問題を取り上げられるかもしれない」としながらも、「米国が今後も朝鮮に対する敵視政策を続けるのであれば、我々は米国との首脳会談に関心を持てない」と指摘、米国の「新しい計算法」が必要だとする朝鮮の原則的立場を改めて強調した。
コメントを残す