民衆党釜山市党委員会、釜山市南区対策委員会、釜山市女性会等々の市民社会団体代表が20日、釜山8埠頭駐韓米軍基地前で記者会見を開き、生物化学兵器用の細菌実験を強行しようとする米軍を糾弾し、細菌実験の中止と実験室の撤去を強く要求した。 記者会見後多くの釜山市民が第8埠頭前の道路から米軍基地入り口まで街頭デモを行い抗議した。 インターネットニュースサイト「自主時報」などが報じた。
この日の記者会見とデモは、駐韓米軍が同日午前8埠頭米軍基地内で「細菌実験の安全性」に対する説明会を開き、細菌実験に反対する釜山市民を懐柔しようとしたことと関連して開かれた。 駐韓米軍は生物化学兵器用の細菌持ち込みに抗議する市民団体に「実験は行わない」と約束してきた。 にもかかわらず突如実験を強行する姿勢を露わにし、市民を懐柔する説明会まで開くにいたり釜山市民の中で怒りが広がった。
駐韓米軍が釜山8埠頭駐韓米軍基地から兵器用の細菌を持ち込み実験しようとしていることは10月28日付け「釜山日報」の報道で暴露された。
生物兵器の保有は生物兵器禁止条約で禁止されており、米軍も例外ではない。 にもかかわらず米軍は釜山8埠頭から韓国に公然と細菌兵器を持ち込んでおり、市民の怒りが広がっている。
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