マレーシア、平壌駐在大使館業務再開に向け動く

マレーシア政府が今年春期に平壌駐在大使館の業務再開を目指す。

マレーシアの「ニュ・ーストレイツ・タイムズ」は3日、アブドラ外相が新年記者会見で朝鮮を含む6つの地域で自国の外交団の規模を増やすと述べたと報じた。 また、この問題を議論するために副外相が平壌を訪問する予定だと伝えた。

伝統的な友好国である朝鮮とマレーシアは1973年に外交関係を樹立、同年にクアラルンプール駐在北朝鮮大使館が開設され、平壌駐在マレーシア大使館は、2004年に開設された。

しかし、2017年2月にクアラルンプール国際空港で「とある朝鮮籍の男性」が毒物により暗殺される事件が発生した後、両国関係が一時的に悪化、平壌駐在マレーシア大使館は事実上閉鎖されていた。

その後、マレーシアで政権交代が起こりマハティール政権が発足、マハティール首相は「対外関係において自主的立場を堅持することを生命とし、朝鮮との関係を積極的に発展させていく決心である」と闡明、関係正常化に向けて動き出している。

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元記者。 過去に平壌特派員として駐在した経験あり。 当時、KEDOの軽水炉建設着工式で、「星条旗よ永遠なれ」をBGMとして意図的に流しながら薄ら笑いを浮かべていた韓国側スタッフに対し、一人怒りを覚えた事も。 朝鮮半島、アジア、世界に平和な未来が訪れんことを願う、朝鮮半島ウォッチャー。 現在も定期的に平壌を訪問している。