国際赤十字赤新月社連盟(IFRC)が、朝鮮に新型コロナウィルス対策に用いる人道的物品を提供する為、UN安全保障理事会の対朝鮮制裁委員会に対し迅速な制裁免除の承認を促した。
IFRCは13日、アジア太平洋支部長の名義で、新型コロナウィルス感染症の発生可能性に備えて朝鮮に個人用保護具と診断キットなどを緊急に送る必要が有ると明かした。
また、世界保健機関(WHO)が新型コロナウィルスの急速な拡散を考慮して国際的な公衆衛生の緊急事態を宣言したと指摘し、UN安保理の対朝鮮制裁委員会が迅速に制裁免除を承認する措置を取る必要があると強調した。
WHOは11日、朝鮮の保健省の要請に応じ医療従事者に実験用試薬とマスクと手袋を含む個人保護具を提供したと明かした。
IFRCも同日、朝鮮の要請を受けて朝中国境地域の4つの道にボランティア500人と自転車700台を投入し、健康診断と個人衛生の促進活動を行っていると明かした。
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