朝鮮で小さな川・河川で利用できる超極小型水平軸(横軸)タービン式水力発電設備が開発され注目を集めている。
「労働新聞」7日付によると、この発電設備の規模は、幅1.32m、高さは66㎝、重量131kgの仕様に設置面積は0.4㎡ほど。 必要に応じて簡単に交換することができる3つの作業翼と2つの側面板からなる2つの羽根車(インペラ)、発電機、台座などで構成されており、インペラの回転速度は100〜250r / min 、定格出力は0.1〜0.5kWだ。 流速1〜3.5m / sで流れる浅くゆっくり流れる川や小川で電気を生産することができる。
水の流れに沿ってインペラが回転すると、接続された発電機で電気が生産される原理で、当然、水の流れの速度が速くなるとその分、電気の生産も多くなる。 年間水流量(流速)が1m / sの時に900kWh、2m / sの時に2,000kWh、3m / sの時に4,000kWh、3.5m / sの時に5,000kWhの電力が生産される試算だ。
この発電機は低回転速度で電気を効率的に生産できるようになっていて、インペラとの間に軸がない革新的な設計で、内部に水が浸み込まないという。
また、発電機の回路基板の形式で知能型整流(交流→直流、rectifier)と操縦装置が設置されており、生産された交流電気を直流電気に変えて発電機を操縦する機能も遂行する。 電気はバッテリー(蓄電池)と逆変換器(直流→交流、インバータ)を経て消費者に供給される。
この発電機はモーター(電動機)としても利用することができ、他のデバイスがなくても、タービン始動や緊急制動も可能だ。
この水力発電設備設置するためにはまず支持台を設置した後、固定バーの一端を支持台にもう一方の端を発電設備の固定バー接続部に接続し、ここに電力ケーブルを接続する。 発電設備を正確な位置に設置できるように補助台を発電設備に結合して、2人でその場所に設置する。
「労働新聞」は、この発電設備はサイズも小さく簡単に分解・組み立てを行うことができ、かつ移動や設置が容易で丈夫に作られており整備や修理費用も少なく済むとしている。
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