朝鮮で最高人民会議第14期第3回会議が12日、平壌の万寿台議事堂で行われた。
同会議は当初10日に行われる予定だったが当日には行われず、11日に朝鮮労働党中央委員会政治局会議が行われた。
同会議には、最高人民会議の代議員が参加した。
朝鮮国務委員会第1副委員長である最高人民会議常任委員会の崔龍海委員長(朝鮮労働党政治局常務委員)、朝鮮国務委員会副委員長である朝鮮労働党中央委員会の朴奉珠副委員長(同)、朝鮮国務委員会委員である金才龍内閣総理(朝鮮労働党政治局委員)、国務委員会、最高人民会議常任委員会のメンバーが参席した
同会議では、最高人民会議第14期第3回会議の議案を決定した。(下記)
1.朝鮮民主主義人民共和国リサイクリング法の採択について
2.朝鮮民主主義人民共和国遠隔教育法の採択について
3.朝鮮民主主義人民共和国除隊軍官生活条件保障法の採択について
4.朝鮮民主主義人民共和国内閣のチュチェ108(2019)年の活動状況とチュチェ109(2020)年の課題について
5.朝鮮民主主義人民共和国のチュチェ108(2019)年国家予算執行の決算とチュチェ109(2020)年の国家予算について
6.組織問題
同会議では、朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議の法令「朝鮮民主主義人民共和国リサイクリング法の採択について」「朝鮮民主主義人民共和国遠隔教育法の採択について」「朝鮮民主主義人民共和国除隊軍官生活条件保障法の採択について」が全会一致で採択された。
また、朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議の決定「朝鮮民主主義人民共和国内閣の活動報告とチュチェ108(2019)年国家予算執行の決算を承認することについて」と朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議の法令「朝鮮民主主義人民共和国のチュチェ109(2020)年の国家予算について」が採択された。
同会議では、金正恩国務委員長の委任を受けた崔龍海代議員の提議によって崔富一代議員、努光鉄代議員、李洙墉、太宗秀、李容浩の各氏を国務委員会委員から召還した。
また、李炳哲代議員、金衡俊代議員、金正官代議員、李善権代議員、キム・ジョンホ代議員を国務委員会委員に補欠選挙した。
朝鮮労働党中央委員会政治局の委任によって、高吉先代議員を最高人民会議常任委員会書記長に、金栄歓代議員を最高人民会議常任委員会委員に補欠選挙した。
同会議では内閣メンバーを新しく任命、朝鮮労働党中央委員会の委任によって、楊勝虎代議員を内閣副総理に、キム・チョルス代議員を資源開発相に、キム・ジョンナム氏を機械工業相に、リ・ソンハク氏を軽工業相に任命した。
また、最高人民会議部門委員会委員長を召還、補欠選挙し、最高人民会議法制委員会委員長にキム・ジョンホ代議員、予算委員会委員長に金徳訓代議員、外交委員会委員長に金衡俊代議員を補欠選挙した。
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