朝鮮外務省のクォン・ジョングン米国担当局長が7日、次のような談話を発表した。
以下全文
時ならぬ時に浮かび上がった「朝米首脳会談説」に関連して、先日、我々の第1外務次官は談話を通じて明白な立場を発表した。
談話では、時もわきまえずにまたもや朝米首脳会談の仲裁意思を明らかにした差し出がましい人についても言及した。
事実、言語も異ならないので、別によく見なくても容易に聞き分けられるよう明々白々と伝えた我々の立場であった。
にもかかわらず、耳が遠いのかそれとも気のままにしゃべるのに慣れているのか、今も南側界隈からは朝米首脳会談を仲裁するための自分らの努力には変わりがないという血迷った声が引き続き出ている。
はては、ある人たちは我々の第1外務次官の談話が「米国が行動しろというメッセージ」であり「もう少し譲歩しろという一種の要求」であるという、我田引水のような解釈まで出している。
段々とより複雑にもつれていく朝米関係を正すのだと、まるで、いわゆる「解決師」にもなるかのように自任して自分の鼻も拭けないのに他人の鼻から拭いてやろうと心配している(自分のことも処理できないのに他人のことを心配している)のだから、実に見ものだというべきであろう。
今や、でしゃばりも止める時になったようだが、その癖を直すには薬も処方もないようだ。
そのように、しきりに時もわきまえず寝言のようなことを言っているのだから、北南関係だけがさらに悪くなるだけだ。
実に見るのも気の毒だが、「仲裁者」になろうとする未練がそんなにも強烈で最後まで努力してみるのが本当に願いなら、やってみろということである。
その努力の結果を見ることになるか、それとも元も子もなく嘲笑だけを買うようになるかは時間が経つにつれて分かることになるであろう。
再度明白にしておくが、我々は米国の人と対座する考えがない。
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