UN人権理事会が特別報告で「イランイスラム革命防衛隊ゴッツ部隊の故ソレイマーニー司令官のテロ暗殺という、米国軍の犯罪は違法だ」と指摘した。
UN特別報告者であるアグネス・カラマード氏が9日(現地時間)、イラク・バグダッドにおける米国の無人機によるソレイマーニー司令官への攻撃および総司令官とその同行者らの暗殺に関する報告を、スイス・ジュネーブで開かれたUN人権理事会会合に提出した。
報告は「ソレイマーニー司令官は、自国の政府高官として第3国で攻撃されたが、これは国際法への違反だ」と指摘し、「多くの国は無人機使用に関する法律のないまま、戦争でこの種の航空機を使用しているが、これに関する明確な基準は存在しない」と付け加えた。
イラク政府の正式な招待により同国を訪問していたソレイマーニー司令官は、同行者ら複数名とともに1月3日、イラク・バグダッド空港付近で米軍の空爆テロにより暗殺された。
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