NPO「ウリ花」、朝鮮学校・幼稚園に消毒用ハンドジェルを寄贈

NPO法人「ウリ花・朝鮮半島と日本の架け橋たち(ウリ花)」が、日本各地の朝鮮学校・幼稚園に消毒用ハンドジェルを送った。

「ウリ花」では、いわゆる「政治的理由と判断」によって朝鮮学校が行政から受けられるべき支援から除外されている現況を踏まえ、日本政府や行政の代わりに平和・共存を愛する日本人達の「愛」を集めて形にして本来朝鮮学校が受けるべき支援を行う為に、新型コロナ感染症から全国の朝鮮学校および朝鮮幼稚園の先生や保育士さんを少しでも守るために今回のプロジェクトを立ち上げた。

プロジェクトは、「平和の大使でもある朝鮮学校および朝鮮幼稚園の子供たちを毎日、 献身的に一生懸命に育てて下さってる全国の朝鮮学校および朝鮮幼稚園の先生や保育士さん達向けに衛生用消毒液を届ける」(「ウリ花」)というもの。

「ウリ花」では14日現在、日本各地に在る朝鮮学校・幼稚園併せて60施設にハンドジェルを送った。

「ウリ花」は、朝鮮語(韓国語)の「우리는 하나다」(ウリヌン ハナダ=我らは一つだ)から着想を得、「ハナ」=一つになって「花」を咲かせよう、朝鮮、韓国、日本、在日コリアンの良心を一つに繋げようとの思いから日本人有志が2019年2月に発足させた。

団体名称には「私たちはひとつなんだ」という想いと共に、「それぞれに違ってそれぞれに美しい『花』のように、お互いの持つ素晴らしさを尊重し合い、調和の愛にあふれた世界で一つになろう!」という願いも込められている。

「ウリ花」は、「朝鮮半島及び在日コリアンの歴史、朝鮮学校の歴史等をお伝えしながら、日本に住む在日コリアンたちと僕たち日本人との交流の場を設けることによって、今までになかった新しい時代の平和や友好への基礎づくりを目指しています」としている。

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元記者。 過去に平壌特派員として駐在した経験あり。 当時、KEDOの軽水炉建設着工式で、「星条旗よ永遠なれ」をBGMとして意図的に流しながら薄ら笑いを浮かべていた韓国側スタッフに対し、一人怒りを覚えた事も。 朝鮮半島、アジア、世界に平和な未来が訪れんことを願う、朝鮮半島ウォッチャー。 現在も定期的に平壌を訪問している。