韓国から不法侵入した元「脱北者」の新型コロナウイルス感染疑惑と関連して、国家非常防疫体系を最大緊急体制に移行した朝鮮の現状を世界保健機関(WHO)平壌事務所が伝えた。
ロイター通信(5日付け)によると、WHOのエドウィン・サルバドール事務所長がロイターの問いに対しEメールで応答、朝鮮で件の「脱北者」との1次接触者が64人、2次接触者が3571人確認され該当隔離施設で40日間の隔離状態に置かれていると説明、朝鮮当局はまだ確定事例ではない段階でも大規模な封鎖措置と接触者の追跡を行っており、開城市は引き続き封鎖中にあると述べた。
サルバドール所長は、7月23日から30日の間に朝鮮の市民3737人が隔離されて現在隔離されている人数が4380人になったと伝えた。
一方、サルバドール所長は、朝鮮が昨年12月31日以降、外国人382人と朝鮮の住民25523人、計2万5905人を隔離から解放したと付け加えた。
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