朝鮮労働党中央委員会第7期第6回総会、来年1月に第8回大会の招集を決定

朝鮮労働党中央委員会第7期第6回総会が19日、党中央委員会本部庁舎で開催された。

朝鮮労働党委員長である金正恩国務委員長が総会を指導し、党中央委員会の委員、委員候補と党中央検査委員会委員が出席した。 また、党中央委員会部署の活動家がオブザーバーとして参加した。

総会では、朝鮮労働党第8回大会を招集することに関する問題を主要議案として討議した。

金正恩委員長が演説を行った。

金委員長は、今年、複数の側面で予想しなかった不可避な挑戦に直面した主・客観的環境と朝鮮半島周辺地域の情勢について分析し、歴史的な第7回党大会からこの4年間、朝鮮労働党と国家活動で収められた成果と欠陥について評価した。

特に、第7回党大会が提示した国家経済発展5カ年戦略目標遂行の最後の年である今年に、人民経済の各部門が達成した目標遂行の実績について資料を挙げて詳細に報告し、その結果について解析した。

金委員長は、党中央委員会政治局は第7回党大会の決定貫徹のための活動で現れた偏向と欠陥を全面的に、立体的に解剖学的に分析総括し、党と政府に提起された新たな戦略的課題を討議、決定するために朝鮮労働党第8回大会を招集することを提議した。

金委員長は、第8回党大会では今年の活動状況とともに総括期間の党中央委員会の活動を総括し、来年の活動方向を含む新しい国家経済発展5カ年計画を提示することになると述べ、各級党組織と政権機関、武力機関をはじめとする全ての部門と全ての単位が、党の基本路線と政策、決定の貫徹から脱線しないように活動状況を適時に定期的に総括しながら、良い成果は積極的に奨励し拡大して発展させ、欠陥は速やかに克服し是正して対策を取るようにすることによって、革命と建設、党の強化発展において新たな前進を遂げなければならないと強調した。

金委員長は、正面突破戦の要求に即して内部の潜在力と発展の原動力を強化するための活動と、今年に行われた複数の党政治局会議で提示された重要課題を同時に力強く推し進めて、第8回党大会を高い政治的熱意と輝かしい勤労の成果で迎えることを呼び掛けた。

総会では、金委員長が第8回党大会の招集に関する朝鮮労働党中央委員会第7期第6回総会の決定書の草案を朗読、全参加者は上程された議案を全幅的に支持、賛同した。

総会では、2021年1月に朝鮮労働党第8回大会を招集することを決定した。

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元記者。 過去に平壌特派員として駐在した経験あり。 当時、KEDOの軽水炉建設着工式で、「星条旗よ永遠なれ」をBGMとして意図的に流しながら薄ら笑いを浮かべていた韓国側スタッフに対し、一人怒りを覚えた事も。 朝鮮半島、アジア、世界に平和な未来が訪れんことを願う、朝鮮半島ウォッチャー。 現在も定期的に平壌を訪問している。